ネット予約の本を受け取り ビックリ・・・
それは今年の3月8日と 4月2日に書いた
暁烏敏:アケガラスハヤの著書
なんと!なんと! 懐かしい糸綴じ本で
伊太利の画家セカレテイニの『月夜』
大正十年・・・ 思いっきり戦前です!
旧かな使いで書かれた文が、どこか懐かしく
タイムトラベルしたみたい
まったくの想定外な方に ビックリポンでしたが
なんだか共感がもてる詩もみつけてしました。
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わしは詩を作る、
しかし、詩人ぢやない。
わしは歌を詠む、
しかし、歌人ぢやない。
わしは俳句を作る、
しかし、俳人ぢやない。
わしは葬式をやる、
しかし、坊主ぢやない。
わしは講演をやる、
しかし、宗教家ぢやない。
わしは字を書く、
しかし、書家ぢやない。
わしは畑を作る、
しかし、百姓ぢやない。
では、お前は何です。
わしは何でもないのです。
わしはわしなんです。
わしが時に詩を作る、
時に歌を詠む、
時に俳句を作る、
時に葬式をする、
時に字をかく、
時に論文も書く、
時に講演もやる、
わしがそれをやるのだ。
しかし、それをやるわしぢやないのだ。
(九、一二、二五)
二 湖畔の温泉 61~62ページより抜粋
お目当ての詩は 見つからなかったけど
またいつか・・・
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